コンプライアンス経営のススメ 2004.4.15
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「悪事」はいずれ明らかに!

近頃、テレビや新聞などで「コンプライアンス」という言葉をよく目にします。食品関連業者の食中毒、自動車メーカーのリコール隠し、不正経理による粉飾決算、助成金の不正受給など、企業の不祥事が起こると必ずと言っていいほど出てくる言葉です。


「コンプライアンス」って?

一般的に「法令遵守」という意味で使われています。「コンプライアンス経営」という言葉で使われることが多く、平たく言えば、法律や規則に則った経営、違法行為をしない経営ということです。
ひとたび企業不祥事が発生すると、その企業のコンプライアンス経営への取り組みが問題となるのです。では、法律に反する行為をしなければよいのかというと、必ずしもそうではありません。明らかな法律違反でなくても、企業のとった不正・不当な行為が明るみに出て信用を失墜し、やはり存続の危機に陥ることもしばしば見られます。経営者の倫理の問題も重要となります。


法令違反、不正・不当って?

具体的には・・・脱税、不正経理、粉飾決算、行政官庁への虚偽報告、不当な労働条件の強要、給与未払い、食品などの内容虚偽表示、食中毒、商品やサービスの虚偽広告、産業廃棄物の不法処理、インサイダー取引、損失補填、株価の操作、特別背任、業務上過失致死・・・などです。


信用失墜・責任問題

法令違反は、最初はたいしたことがないと思って軽い気持ちでしたとしても、その結果は重大です。
これらの不祥事は、即、企業の信用失墜、経営不振、経営者の責任問題へと発展します。経営者はコンプライアンスを会社内に確立する努力をしなければ、法令違反による損失はせっかくの利益を台無しにしてしまいます。
法令違反が起こる理由として多いのは次のようなのものです。
以前から不正が行われているので、不正が不正と思われなくなっている。
業界の慣行のようなものがあり、同業他社でも同じ様な不正が日常的に行われている。
他社との競走が厳しく、その競走に勝つために不正を行ってしまう。
社内競走・厳しいノルマなど自己の成績を上げるために不正を行ってしまう。
以上のような理由によって不正は行われますが、特に会社のためという名目で不正を行う場合がありますが、これは決して会社のためにはならず、逆に会社に重大なダメージを与えるものです。
これらを行う人は特別の人間というよりも、ごく普通の経営トップや従業員が日常の業務の中で行われるものがほとんどです。ごく普通の人が日常の業務の中で不正が行われるということは、不正を防ぐシステムがないか機能していないということです。
会社内にコンプライアンスを確立しようと考えるならば、不正が起こりにくいシステムを構築することが必要だといえます。


経営者の危機管理能力

中小企業の場合、経営トップである社長の性格が、そのまま企業のイメージとなる場合がほとんどです。
経営トップにコンプライアンス経営に対する認識が欠如しているとしたら・・・企業の将来は暗いでしょう。
世間の目(お客様、取引先、出資者、債権者など)は、不正・不当な行為に敏感です。コンプライアンス経営は、結果として自分を守ることに繋がります。経営トップがしっかりと認識しなければならない、最も重要なリスク管理なのです。法律を知らない無責任な誘惑に負けないでください。




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