新手の架空請求にご用心! 2004.11.15
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新手の架空請求にご用心!

利用した覚えがない「架空」の債権を請求する文書(有料アダルト番組の利用料、ツーショットダイヤル、ダイヤルQ2の情報料など)が、電子メール、はがき、封書、電報で届いたがどうしたらよいか、という相談が全国の消費生活センターへ大量に寄せられているそうです。

数年前から、このような悪質な手口は繰り返されており、再発防止策の網の目をくぐって、新たな手口が次々に出てきています。中には、有名企業や公的機関と錯覚させるような差出名で送りつけてくることもあります。
請求書には「回収員が自宅へ出向く」「勤務先を調査」「給料の差押え」「強制執行」「信用情報機関に登録」などと書かれてあったり、請求金額が比較的支払い可能な金額になっていたり、請求を受けた人が「関わりたくない」「過去に自分が使った別事業者の請求かもしれない」「家族の誰かが利用したかもしれない」といった恐怖心や勘違いから、請求に応じて支払うことを狙った手口です。


架空請求に対する基本的対処法

(1) 無視する
支払う必要がないので、無視してください。電話などで請求があった場合でも、毅然として支払いを拒否してください。支払ってしまうと「金を払う人」としてターゲットにされ、同様の請求が延々と続くことになります。
(2) 連絡しない
連絡すると、自宅や勤務先などの様々な個人情報を聞き出されるなど,相手のペースにはまり,逃げ出せなくなりますので、絶対に連絡してはいけません。一度連絡をすると、しつこく何度も請求してきます。絶対に相手に連絡しないようにしましよう。もちろん、相手に知られている以上の個人情報(電話番号、勤務先等)を知らせてはいけません。
(3) 証拠は保管
今後何らかのアクションが業者からあった時のために、請求のはがき、封書、電子メールは保管しておきましょう。


「少額訴訟」による新たな手口

このような「架空請求」が急増する中、「少額訴訟」を悪用した新手の被害が出ています。これは、60万円以下の金銭の支払いを求める訴えを簡易裁判所に起すことにより、1回の裁判で判決の出る制度を悪用したものです。
つまり「架空請求」を定石通り無視すると、簡易裁判所から少額訴訟の訴状と、第一回口頭弁論の期日を記した呼び出し状が特別送達で届けられ、しかし、これも「関係ない」と無視し続けると、大きな落とし穴が待っているのです。
その請求内容に心当たりがなくても、裁判所から「口答弁論期日呼出及び答弁書催告状」が送られてきた場合、出頭しなければ自動的に裁判に負けてしまい、請求金額を払わされることになります。一般に民事裁判では、欠席すると言い分が伝わらないまま、即日審理が終わり、敗訴してしまいます。悪質業者は、判決を盾に「正当な請求」をしてくるのです。

このような書類が裁判所から届いた場合は、

(1) 心当たりがなくても指定された日に裁判所に出頭すること。その裁判所が遠方の場合は、近くの裁判所に「移送」を求めることができます。
(2) 事前に裁判の進め方について専門家に相談すること。
(3) 警察にも連絡すること。




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