シンプル経理のすすめ(其乃壱) 2004.12.15
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シンプル経理のすすめ(其乃壱)

事業を行っていれば、経理は必須の部門です。経理事務を社長ご自身がされているところもあれば、事務員を雇っている場合もあるでしょう。ただ、次のような疑問を感じたことはありませんか?
・なぜ1円も儲からない経理作業に、ここまでの時間とコストをかけるのか?
・なぜ経理の仕事はこんなに細かく丁寧にやらなければならないのか?
・便利なやり方を知っているのに、なぜ昔ながらのやり方を変えようとしないのか?
・パソコン会計を導入したのに、なぜ人は減らないのか?
このような疑問を解決するのがシンプル経理です。
経理の基本は、現金の管理です。今回は「現金」のシンプル経理を見ていきましょう。


現金扱いを極力減らす

皆さんも実感していることと思いますが、小口現金の存在が経理業務を過度に煩雑にしています。現金が動くと、さまざまな業務が発生するからです。出納業務から始まり、出納帳の記入、毎日の残高確認、領収証のファイリング、また、銀行に出向いて預入れや引出し・・・。これらの業務がなくなれば、経理はかなりシンプルになると思いませんか?
では、どのように現金をなくすのか。ほんの一例を紹介します。


●経費精算はまとめて振り込む

社内の経費精算は、定期的にまとめて振込みで行うようにします。従業員などが立替えた経費も、1ヵ月分をまとめて集計してもらい、精算は給与支給時に合わせて支払います。
また、事務用品などの消耗品は「アスクル」のような通信販売を利用すれば月締めの振込みとなり、現金出納業務が減ります。


●現金回収をしている得意先に変更をお願いする

現金入金の削減は、お客様が相手ですからじっくり進めていく必要があります。できるだけ現金での回収を行わなくて済むように、振込みや自動引落とし等への変更をお願いしてみましょう。
ただし、回収はできるときにしておくのが原則です。現金回収から振込みにしてもらったとたんに入金が滞ってしまったというようでは本末転倒ですから、相手をよく見極めて進めて行かなければなりません。


●現金商売の会社は現金をなくせない?

現金商売のお店では、レジのお金で経費精算をしていることがよくあります。つり銭間違いは、どんなにしっかりやってもゼロにはなりません。売上代金とレジが合わないのに、そこから仕入や経費の精算をしていたら、合わせるのにもっと時間がかかります。その労働時間を考えれば、それこそ経費の無駄といわなければなりません。
そこで、現金商売のレジの取扱いは、次のルールでやりましょう。
1.レジには毎日定額のつり銭だけを残す
2.1日の現金売上は全額預金口座に入金する
3.仕入や経費はレジのお金で精算しない
小口の経費などは店長が立替えて、1ヵ月分をまとめて精算します。仕入代金などは、請求書をもらって振り込みにします。こうすれば、毎日閉店後に帳簿をつけて、レジのお金を合わせる面倒な仕事がなくなります。


今回は、主に現金の管理についてお話ししましたが、極力、現金を動かさないのがポイントです。経理をシンプルにする方法は、他にもたくさんあります。シンプル経理のすすめ(其乃弐)は機会があれば、お知らせいたします。

経理でお困りの方、一度、当事務所へご相談ください。
経理の合理化にはコツと勇気が必要ですが、やってみる価値はありますよ。




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