現金出納帳と預金出納帳 2005.01.15
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現金と預金の出納帳

現金出納帳と預金出納帳は、日々の現金預金の入出金明細と残高を記入する「単純」な帳簿ですが、事業運営にとって最も基本的な帳簿です。
中小企業のほとんどはオーナー会社です。オーナー会社では、株主と経営者が同一人物であり、社長にとって会社は「私の会社」ということにもなります。オーナー経営者にとって気をつけなければならないのが、金銭面でのビジネスとプライベートの区別です。

個人のお金は「個人のもの」ですから使途を記録する必要はありません。しかし会社のお金は。個人のものではなく会社のものですから「現金出納帳」「預金出納帳」に記録し、帳簿上の残高と実際の残高が常に一致しているか、管理しなければならないのです(商法32条)。


現金出納帳の作成は会社でするべきこと!

会計事務所へ記帳事務をアウトソーシングしている会社も、基本的には現金出納帳と預金出納帳の作成だけは会社で行う必要があります。会計事務所は経理のプロですので、お預かりした資料をもとに取引の内容を推定し帳簿を作成することはできますが、日々の入出金の明細や残高をタイムリーにお知らせすることはできないからです。日々増減する現金預金の残高を毎日照合するのは現場の人間でないと不可能です。


会計ソフトの現金出納帳

会計ソフトで現金出納帳と預金出納帳を作成すると、パソコン上の試算表(貸借対照表と損益計算書)の数字は自動的に集計され更新されます。
会社の取引のほとんどが現金と預金を通して行われる小さな規模の会社(SOHOなど)においては、会計ソフトに入出金を入力するだけで、ほぼ正確な経営状況を把握することができます。また他の規模の会社においても、現金と預金で入出金された収入と経費の金額を勘定科目別に把握できます。この機能を活用して常に最新の数字を把握して経営判断に役立てることができます。


試算表の見方

各出納帳に入力した情報は「収益」「費用」「資産」「負債」「資本」に区分されます。
損益計算書は、各出納帳の「収益」の合計から「費用」の合計を差し引き「儲け」を計算し、貸借対照表は各出納帳の「資産」と「負債」「資本」の増減額から「儲け」を計算しているのです。


会社の規模が大きくなり取引が複雑になると

会社の規模が大きくなるに従って、自然と取引の内容も複雑となってきます。例えば取引先の増加により預金口座数が増え、売掛金、買掛金などの信用取引が発生するようになります。そうなると現金預金の出納帳だけでは対応できなくなってきます。すべてを会計ソフトで処理しようとせずに、エクセルなどの表計算ソフトを上手に活用しましょう。




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