シンプル経理のすすめ(その3) 2005.09.15
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シンプル経理のすすめ(その3)

事業を行っていれば、経理は必須の部門です。経理事務を社長ご自身がされているところもあれば、事務員を雇っている場合もあるでしょう。ただ、次のような疑問を感じたことはありませんか?
・なぜ1円も儲からない経理作業に、ここまでの時間とコストをかけるのか?
・なぜ経理の仕事はこんなに細かく丁寧にやらなければならないのか?
・便利なやり方を知っているのに、なぜ昔ながらのやり方を変えようとしないのか?
・パソコン会計を導入したのに、なぜ人は減らないのか?
このような疑問を解決するのがシンプル経理です。
その1(2004.12.15号)では「現金の管理」について、その2(2005.5.15号)では「経費関係書類」についてお話しました。今回は「預金口座」のシンプル経理を見ていきましょう。


預金残高を把握

事業経営を行ううえで、常に必要となるのは、現金預金の管理です。経営者は、今月(今日)の入金と支払を常に頭の片隅に置いておく必要があります。事業活動を円滑に進めるために、現金預金の現在残高を把握しておくことは経営者として必須の業務と言えます。


預金口座を減らす

顧客の取引銀行に合わせるためや融資の関係、ペイオフによるリスク分散のためなど、事業経営を行うにつれて複数の銀行と取引をする場合があります。理由はいろいろありますが、預金口座が多ければ多いほどそれを管理する手間は確実に増えていきます。預金残高を把握するにしても、複数の口座の残高を足し算しなければ把握できません。
預金口座をできるだけ減らし、簡単管理で一目瞭然にするのがシンプル経理の目指すところです。
預金口座の管理をシンプルにすることによって、預金残高を常に把握できるようにしておきましょう。


ひとつの口座で残高を把握

銀行取引はできるだけメインバンクに集中させ、売上の入金口座を1つに限定し、仕入代金や経費の振込や口座振替なども同じ口座からすべて行うのが理想です。また、経費の支払いにクレジットカードを利用すれば、1か月分の利用明細をカード会社が作ってくれますので管理も簡単で支払いも1か月先に延ばせます。1回払いであれば金利も不要です。
メインの口座を1つにすると、資金の流れがスッキリして、資金繰りがよく分かるようになります。
ただ、得意先が極端に多い場合は、売上入金専用の口座と支払専用の口座を分けたほうが管理しやすい場合もあります。


いまどきの銀行

複数の銀行と取引をする理由の多くは借入先の確保にあると言えます。しかし、ここ最近は銀行融資の状況も変化してきて、取引があったとしも融資してくれるとは限らなくなりました。財務内容や経営成績(決算書、事業計画など)を見て、事務的に判断される傾向にあります。逆に言うと、新規の取引であっても業績と事業計画次第で融資を受けるチャンスがあると言うことです。




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