自社を知り市場を見極める 2006.02.15
ホームニュース一覧



毎年、この時期になると事業計画の作成をお奨めしておりますが、事業計画の立案は難しいものではありません。経営者であれば誰でも、「ああしたい」「こうしたい」という願望があるはずです。その願望を頭で想うだけでなく文字や図にすることによって、より明確にすることができます。また、それを達成するために、何が必要か、何が足りないか、何をすべきかを考える第一歩となります。


強み、弱み、機会、脅威

マーケティングの本などによく書かれている分析手法にSWOT分析と言うものがあります。強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)の4つの頭文字をとったものです。
「強み」は、自社の得意とする点や活かせる資産や能力です。「弱み」は、自社が不得意とする点であり、不足している資産や能力のことです。「機会」は、今後生まれてくるビジネスチャンスで、「脅威」は、新しい競合企業が参加してくるとか、価格競争が始まるとか、場合によっては、市場そのものがなくなるといった今後のビジネスに打撃となりそうな問題点です。
「強み」「弱み」を内部環境、「機会」「脅威」を外部環境として、自社がどのような状況にあるかを分析する手法です。


商品(サービス)の明確化

SWOT分析で内部環境と外部環境を分析した後に行うのが、商品の明確化です。簡単にいうと「誰に、何を、どのように提供するか」といった内容を決めることです。
自社の現状を分析した上で、誰の、どのような欲求に対して、どのような方法で応えるのかということを考えて実行しなければなりません。
「ああしたい」「こうしたい」というアイデアはあっても、例えば人が足りない、お金がないなどといった理由で実行されないままになっていることは沢山あります。限られた経営資源の中で効率よく活動するためには、できることからやるということが基本になります。しかし、そのときに、何でもかんでも思いつくままにやればいいということではありません。
商品の明確化を行う過程では、通常「絞込み」という作業をすることになります。例えば車屋さんが「誰に」の部分を一般客に設定したとします。これでは取扱車種が広範囲にわたって在庫投資を賄えないので、男性客→年輩者→富裕層→高級車となって、限られた経営資源を投入すべき対象(「何を」)が明らかになります。あとはこれを売るための方法を考えて実行するだけです。
絞込みを行うとその分野に関しては「強み」になるというのが通常のパターンです。自社に何も強みがないと思われる方は、狭い範囲での絞込みを行い、まずは何か1本強みを育てる。次に範囲を少し広げてみる。場合によっては別の分野での絞込みを行う。これを繰り返すことによって会社は大きくなっていきます。大きくしたくないときは、範囲を広げるのではなく、絞込みをとことん行い、マニアを対象に利益率の高い商売を追及していくことになります。




事業協同組合設立専門事務所



会社設立を徹底支援!事業協同組合設立も徹底支援! 会社設立、NPO法人、協同組合の設立は、多田法務会計事務所
ご相談・ご依頼はこちら

行政書士には、法律により守秘義務が課せられています。お気軽にご相談ください。


Copyright©2003-2006 多田法務会計事務所 TADA CONSULTING OFFICE All rights reserved