選択と集中・得意分野を強化 2006.08.15
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一つの会社を経営するには、たくさんのことを知らなくてはならないし、やらなくてはなりません。
企業規模の大小に関わらず経理のように不可欠な業務があるため、一人何役もこなさなければならなくなります。しかし、企業経営に「不可欠」であっても、それが戦略的に重要とは限りません。限られた経営資源の有効活用を考えるなら、その機能を外部委託し重要な業務に「選択と集中」を図る必要があります。


選択と集中

企業経営のキーワードとして「コアコンピタンス経営」と「選択と集中」がよくいわれます。両方を合わせていえば、自社の得意分野、自社独自の分野を見極めて経営資源を集中し、経営力を高めようということです。全ての業務を自社で処理することが出来れば、企業秘密の漏洩を心配する必要も無く、納期管理も社内だけで完結するのですから、企業管理の立場からみれば一番安全、かつ確実な体制であるといえます。
しかし「人」「物」「金」「情報」などの経営資源に限りがある中小事業者にとって、社内に全ての設備や要員を確保して日々変動する顧客ニーズに対応し常に利益をあげていくことは不可能です。経営資源の制約がはるかに厳しい中小事業者こそ「選択と集中」を大胆に進めることによって、得意分野に経営資源を集中させ不得意な分野は外部企業と提携して生き残りを図る戦略が正解となります。
事業を成功させるために本当に大切なものは商品・サービスそのもののはずです。極論すれば、商品力の強化に全力を注ぎ、それ以外の機能は外部委託してしまってよいわけです。まずは商品力を高めることに経営者は専念すべきなのです。


コアコンピタンス

コアコンピタンスとは、競争上の優位性だけでなく、他社には簡単にはマネのできない独自の技術やノウハウをいいます。この自社独自の技術やノウハウに注目し、そこに特化して経営資源を集中的に投下し一層強化することが重要となります。「選択と集中」をする際でも、自社のコアコンピタンスだけは、確実に社内に保持し独自の得意分野を極めることが重要です。


外部資源の活用

全てを自社の資源だけでまかなおうとすれば、それだけ時間もコストも掛かり、リスクも高くなります。
外部資源を活用する場面として次のようなものが挙げられます。
(1)自社に無い技術や特殊な設備を利用したい場合
(2)外部利用のほうが価格面で有利な場合
(3)備投資や技術導入の費用が軽減できる場合
(4)労務管理の便宜上、有利と考えられる場合
(5)需要変動に対する緩衝効果として有効な場合

従来の「外注」は(4)(5)に着目し、自社の支配下に外部企業を置く上下の関係でしたが、現在は(1)(2)(3)重点を置いたWIN−WIN(共存共栄)の関係で共に事業パートナーとして外部資源を有効活用していくことが重要となっています。




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