金価格高騰 国際的信用不安 2011.08.15
ホームニュース一覧



米国の連邦債務上限引上げ問題から米国債のデフォルト懸念が騒がれました。とりあえずは債務不履行を回避することになりましたが、米国債であっても債務不履行の可能性があることを世界中が認識することになりました。この問題を材料に金(ゴールド)価格が高騰しました。


資源価格の高騰と通貨の信用

数年前より資源の国際価格の上昇が顕著ですが、これは、投機マネーが流入しマネーゲーム化しているためと言われますが、量的緩和政策により通貨の価値が急激に減少していることもその要因のひとつと言われます。
日本人の多くは紙幣を信用しています。1万円札は1万円の価値であり続けるとの信用です。
今、国際的には通貨の価値が減少し続けるのではないかというインフレ不安が渦巻いているのです。


硬貨は金属

日本の硬貨は金属で作られています。よって紙幣と違い金属としての価値があります。「1円玉の製造コストは1円以上」などといわれますが、ここでは、製造コストではなく、実際の金属としての価値はいくらなのか調べました。


日本の硬貨の価値

現在日本で製造されている硬貨は、「500円」「100円」「50円」「10円」「5円」「1円」の6種類です。
それぞれの金属の含有率は次のとおりとされています。


ニッケル 亜鉛 アルミ すず
500円 72% 8% 20% - -
100円 75% 25% - - -
50円 75% 25% - - -
10円 95% 3.5% - - 1.5%
5円 65% - 35% - -
1円 - - - 100% -

これを現在の金属価格で1枚あたりの価格と1000円分の価格(500円玉なら2枚分、1円玉なら1000枚分)を出してみると、次のようになりました。なお、金属価格は今年7月の平均値を使用しています。


1枚あたり 1000円分換算
500円 5.40円 10.80円
100円 5.17円 51.72円
50円 4.31円 86.20円
10円 3.88円 387.96円
5円 2.23円 445.65円
1円 0.24円 242.00円


これを見ると、金属の価値としては、5円玉が最も優秀なようです。5円玉を1000円分(200枚)で445.65円の価値があるということです。
硬貨に含まれる金属をグラム当たりの価格で比較すると、銅・ニッケルが高いので、今後、これらの含有比率を変更して新硬貨が発行されるかもしれませんね。


身近なインフレ対策

金属価格でみれば硬貨貯金するなら500円玉より5円玉のほうが有利なようですが、5円玉にしても、金属価格が倍以上にならないと金属の価値としては額面割れです。
インフレ対策として通貨の価値が下がる前に物(実物)に変えておくと言う観点で言えば、やはり金属の王様、金(ゴールド)を選択することになるでしょう。
数年前から貴金属買取業者が流行っていますが、手持ちの貴金属がある方は、安易に売らずに持っておいたほうがいいでしょう。




事業協同組合設立専門事務所



会社設立を徹底支援!事業協同組合設立も徹底支援! 会社設立、NPO法人、協同組合の設立は、多田法務会計事務所
ご相談・ご依頼はこちら

行政書士には、法律により守秘義務が課せられています。お気軽にご相談ください。


Copyright©2003-2011 多田法務会計事務所 TADA CONSULTING OFFICE All rights reserved