胃がん原因といわれるピロリ菌を除菌 2015.12.20
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日本人の40代以上で約半数が感染しているといわれるピロリ菌。健康診断の胃カメラ検査で感染の疑いありと診断され、その後、見事除菌成功となりましたので、今月は歳末健康シリーズとしてピロリ菌についてまとめます。


ピロリ菌

1982年に発見されたピロリ菌(正式名称はヘリコバクター・ピロリ菌)ですが、その後2001年にピロリ菌感染と胃がんの発生に密接な関係があることが報告されました。
ピロリ菌陽性の患者からは年0.4%の割合で胃がんが発生するのに対して、まったく感染していない患者からは胃がんの発生がみられなかったそうです。その後、胃がんの治療後にピロリ菌を除菌した患者ではその後の発がん率が、除菌していない患者さんと比較して三分の一に低下したこともわかったということです。


ピロリ菌の感染

ピロリ菌の感染は多くは幼少時に経口感染し、その後長く胃の粘膜に住み着き、何十年かけて胃炎を進行させるそうです。この胃炎は萎縮性胃炎といわれ、胃の幽門(出口)側から粘膜が徐々に炎症によって萎縮し、腸のような上皮(粘膜)に変化し、このような変化をした胃粘膜からがんが発生しやすくなるそうです。


検査と除菌

内視鏡検査でピロリ菌の感染が疑われる場合は、ピロリ菌の検査を血液、尿などでの抗体検査、尿素呼気検査などで調べることができます。
ピロリ菌の除菌治療は2種類の抗生物質と胃薬を内服します。除菌治療については、一定の割合で抗生物質の効かない耐性菌が報告されており、一次除菌で失敗した場合、抗生物質を変更した二次除菌まで保険治療が認められています。除菌が成功したかの確認が重要となり、医師の診断をもって検査を完遂するようにしてください。


保険適用と費用

ピロリ菌による胃炎に対して、2013年に除菌治療が保険適用になりました。
除菌費用は、保険適用の場合で一般的に7,000円程度といわれています。実際に掛かった費用は次のとおりでした。
1 初診・血液検査 2,950円
2 再診・検査結果
陽性→一次除菌
650円
1,200円
3 再診・呼気検査 1,850円
4 再診・検査結果
陽性→二次除菌
1,320円
990円
5 再診・呼気検査 1,850円
6 再診・検査結果 1,060円
合計 11,870円
※この表には、内視鏡検査費用は含まれておりません。
私の場合、二次除菌まですることになりましたので、余分にかかりました。

なお、保険適用には内視鏡検査(胃カメラ)での慢性胃炎の診断が必要ですので、胃の調子が気になる方は、次回の健康診断で内視鏡検査をご検討ください。




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