相続税の計算 控除や税率 2016.03.20
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平成27年より相続税が課税強化されました。今月は相続税の一般的な計算を見てみましょう。


相続税の計算

(1)各人の課税価格の計算
まず、相続や遺贈及び相続時精算課税の適用を受ける贈与によって財産を取得した人ごとに、課税価格を一定の方法により計算します。

(2)相続税の総額の計算
イ、上記(1)で計算した各人の課税価格を合計して、課税価格の合計額を計算します。

ロ、課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いて、課税される遺産の総額を計算します。
平成27年1月1日以後に相続が開始(被相続人が死亡)した場合の基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。

ハ、上記ロで計算した課税遺産総額を、各法定相続人が民法に定める法定相続分に従って取得したものとして、各法定相続人の取得金額を計算します。

ニ、上記ハで計算した各法定相続人ごとの取得金額に税率を乗じて相続税の総額の基となる税額を算出します。

ホ、上記ニで計算した各法定相続人ごとの算出税額を合計して相続税の総額を計算します。

(3)各人ごとの相続税額の計算
相続税の総額を、財産を取得した人の課税価格に応じて割り振って、財産を取得した人ごとの税額を計算します。

(4)各人の納付税額の計算
上記(3)で計算した各相続人等の税額から各種の税額控除額を差し引いた残りの額が各人の納付税額になります。
※ただし、財産を取得した人が被相続人の配偶者、父母、子供以外の者である場合、税額控除を差し引く前の相続税額にその20%相当額を加算した後、税額控除額を差し引きます。


相続税の税率

平成27年1月1日以後の場合、次のとおりとなります。
法定相続分に応ずる取得金額 税率 控除額
1,000万円以下 10%
3,000万円以下 15% 50万円
5,000万円以下 20% 200万円
1億円以下 30% 700万円
2億円以下 40% 1,700万円
3億円以下 45% 2,700万円
6億円以下 50% 4,200万円
6億円超 55% 7,200万円
この速算表で計算した法定相続人ごとの税額を合計したものが相続税の総額になります。


配偶者の税額の軽減

配偶者の税額の軽減とは、被相続人の配偶者が遺産分割や遺贈により実際に取得した正味の遺産額が、次の金額のどちらか多い金額までは配偶者に相続税はかからないという制度です。
(1)1億6千万円
(2)配偶者の法定相続分相当額
この配偶者の税額軽減は、配偶者が遺産分割などで実際に取得した財産を基に計算されることになっています。
したがって、相続税の申告期限までに分割されていない財産は税額軽減の対象になりません。




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